「優季…?」 不安になり、洋子さんを見ると、 『大丈夫。かなり体力が消耗しているから、眠っただけよ。 意識が戻ったし、自発呼吸できるから、もう心配ないわ。 この様子じゃ、恐らく今日中に一般病棟に移れるわね。』 洋子さんのホッとした表情から、優季はもう大丈夫なんだとわかると、何だか目頭が熱くなった。 神様… 優季を助けてくれてありがとうございます。