何度でも Lovin' you!~season 2~




「だって、洋子さん、優季は…
優季は…」


もう俺の頭の中はパニックに陥っていた。


『もう…私が…死んだとでも…思ったの?……勇輝?』


えっ…!?


この声…


『野島、どうやらアンタ、殺されちゃったみたいね…

勇輝、ちゃんと野島の顔を見てあげなさいよ。』


洋子さんが苦笑する。


恐る恐る優季に視線を移すと…


やつれてはいるが、優季が目を開け、俺を見ていた。


社長の涙を見て、大きな勘違いをしてしまったようだ。


ハハハ…。


永瀬勇輝、一生の不覚…。



『どうやらここは天国ではないみたいね…勇輝…ごめん…心配かけて…』


そう言うと、優季はゆっくりと目を閉じた。