3年D組神様

青春・友情

くしゃみ/著
3年D組神様
作品番号
281760
最終更新
2009/08/14
総文字数
7,212
ページ数
11ページ
ステータス
未完結
PV数
184
いいね数
0
オレは神様を知っている。
確かおれが最初に神様に会ったのは小学生のときだった。
神様は5年生の秋、2学期の始まりと共に転入してきた。
オレは頭がおかしいかって?
そんなことはない。
足も生えてたし、しっかりと周りのみんなにも見えていた。
日本語をたくみに操やつり、
名前は「子虎」だった。
黒髪のキリストでもなければ、
黄色人種のお釈迦様でもなさそうだった。
なぜなら神様は色白で金髪、瞳は青かった。
木の又から生まれたわけでもなく、
処女のマリア様から生まれたわけでもなかった。
確実にロシア人の母ちゃんの腹から生まれてきていた。

でもはっきりオレは覚えている。
あいつは何度もオレの前で軌跡を起こした。



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