楽園の姫君




アナリアーナの声にやっと気づいた2人。




「…悪い。
なんだ?アナリ」



『えっと、その』



往生際悪く、なかなか言おうとしないアナリアーナ。


どうしたのか、とつい声をかけてしまう。




『あの、海って……』


「海って?」







『…なんですか?』





…一同、唖然。