楽園の姫君




ラナシュはロイドと顔を見合わせる。

そうしたら、なんとなく可笑しくなって笑ってしまった。



『へ?どうしたの?』


「ッや、ククッ、何でもないよックククク」



アナリアーナだけが理解しないまま話は進んでゆく。

『ッハァー……で。
アナリはどこに行きたい?』