「嫌じゃないならいいじゃん? それよりそこで、俺のため、とか言われる方が嫌だしね」 『…そう、かな?』 「当たり前。 で、どうなの?」 一瞬だけ躊躇してアナリアーナは答えた。 『…する。 ううん。したい』