ラナシュがもう一度聞こうと口を開いた時、どうにか返事をする。 『いっ嫌じゃないよっ!』 「じゃあいいね」 『嫌じゃない……けど』 「ん?」 『えと、私、まだ、小さい、し。 美人じゃ、ない、し。 何も、できない、し。 ……私で、いいのかな、って』