「ひかりちゃん、僕は反対だよ。 特に昨日の清水さんとのやりとりの話を聞いたら特にね」 入ってくるなり先生はそう言う。 「でも先生…アタシは会いたいの。 会わせてよ…会いたいよ…」 涙ぐむアタシを見て先生は「はぁ~~」とため息をついた。 「わかった、わかった。 会わせる。だけどそれには条件がある」 「え…!?条件?」 先生は頷いて、アタシに条件を言った。 後ろで聞くケンさんは珍しく心配そうな顔をしたが、 「大丈夫です」とアタシは答え、先生がだした条件をやることになった。