どれくらい走ったんだろう… 怒りと 悲しみと どうしようもない絶望感で… 苦しさはまったくなかった。 いちばん解ってほしい人には想いが伝わらない… 私っていつもそうなんだよね…。 いつから、こうなったんだっけ…? 気付いたら 隣町まで来ていた。 辺りは日が暮れて真っ暗だったから、幸い顔は見えないからよかった。