ちょうどその瞬間からだった。


異常な寂しさというか孤独に襲われるようになったのは…。




教室には居場所がなくて、好きな人にはふられて…



私に残ったのは、唯一母だけだったからだ。


そんな母が、ワタシよりも好きな男性を作ってしまった…。




絶望にも似た

ショックにうちのめされた。






そこから私は



母を意識的に避けるようになっていった。






今では、それが母を愛するがゆえのヤキモチみたいなものだったと気付く。