歌詞集〜路端で咲く詩〜

世界がさどんなに
冷たくても 厳しくっても
手と手取って 泣いて 笑って
僕のつぶやき 君の声が 

重なればどんなに
美しいメロディとなるだろう
ほらね 空で跳んで弾けているよ

音もなく 過ぎ去る日々
取りこぼさぬ様 握りしめていた手
晴れて 触れて開いて
風に託すけど

どう仕様もなく不安は募り
踏み出す度に重く絡まって
暮れて 無力と泣いて
今日を嘆くけど

君が微笑う
それだけでさ
僕は嬉しくなるの

君が隣に居れば
それだけで
嗚呼

世界がさどんなに
冷たくても 厳しくっても
手と手取って 泣いて 笑って
僕のつぶやき 君の声が 

重なればどんなに
美しいメロディとなるだろう
ほらね 空で跳んで弾けて
明日への橋を架け始めた

そんな世界はさ どんなに
かけがえない思いを繋ぐの
手と手取って 泣いて 笑って
人と人との数があって

重なればどんなに
美しいメロディとなるだろう
ほらね 耳を
そっと澄ませてみてよ

音も無く 去った部屋に
響く静寂 遠くこだまして
僕は耳をふさいで
涙流すけど

どう仕様もなく想いは募り
君の元へ僕は駆けだして
話す言葉も全然
思いつかないけど

君はそんな僕を
笑うかもしれないけれどさ

そんな君だから
一緒に居てくれた


世界がさどんなに
冷たくても 厳しくっても
幸せってどこにも在って
だけど ふと零れていって

世界はさ時折
僕だけを残して過ぎ去って
いる様な気持ちになるけどさ
そんな時 フと思い出す

君と居た日々はこんなに
胸が苦しいほど色付いて
夜になる度 思い出されて
温かな気持ちが溢れて

重なればどんなに
厚い雲でさえも切り裂いて
ほらね 空で
跳んで 弾けているよ

君も 其処で
耳を澄ませていてよ