名前の無い世界で
君を見つけ出した僕はきっと

名前の無い感情と
君に魅せられた

そして
名前の無い衝動に
身をゆだね踏み出した足は

この名前の無い世界に
道を刻んで 君を連れて
愛を叫んだんだ


この世界が無から生まれ
幾年が過ぎ去ったかなんて
膨大過ぎる数値の羅列
興味は無いや

この世界に生まれ出でて
幾年が過ぎ去ったのか
目を反らし 呆然 面会謝絶
意味がないや


ねぇ聞こえる?
塞いだ耳の奥底で

誰かが
叫び続けている

命の証明を
確かな存在を

名前の無い世界で
君を見つけ出した僕はきっと

名前の無い感情の
君に魅せられた

だけど
名前の無い世界は
僕が目を伏せ知らなかった

だけの
確かな存在証明で
それを叫んでいる
命を叫んでいる
僕に叫んだんだ


僕という存在が生まれ
幾年が過ぎ去ったのか
膨大すぎる後悔の列
もう見れないや

君という存在が生まれ
出逢いの瞬間(とき)が近付いても
摩訶で不思議な偶然の産物
まだ見えないな

ねぇ聞こえてるでしょ?
世界も感情も

確かな衝動も
全ては僕が僕である

存在証明

名前の無い世界も
名前の無い感情も
名前の無い衝動も
僕は知っている

その溢れだした世界で
溢れだした感情で
溢れだした衝動で
僕は駆け出してく

君の元へと

名前の無い世界で
君を見つけ出した僕はずっと

名前の無い感情と
君に魅せられた

そして
名前の無い衝動に
身をゆだね踏み出した足が

君の元へと連れてって
愛を叫んだんだ

名前の無い世界に
「奇跡」という名前がついて
幾年が過ぎ去ったかはもう
興味がないや

君という存在に
奇しくも出逢えた僕の
これからの旅路は
続いてく

いつまでも 光って
時に闇もあるけれど

「大丈夫 大丈夫」
君が言うからさ

たったそれだけで
僕は生きていける
君と生きていけるの