水分を流し込んで、頭がすっきりしてきた



「ありがとう。あずみ・・・。」



「藤木先生って人がここまで運んで来てくれたんだよ。お兄ちゃんの彼女??」



あずみが無表情で、でも、少し怒ったような感じで俺を見る



「・・いやっ。ただの同僚。」


「でもキスはするんだ。」



あずみがボソッとつぶやいた言葉・・・