朝がきた。
学校にいかなくちゃ。
私の生き地獄。
でも私には、
悪魔がついてる。
もう、怖クナイ。
まただ。
またあの眼で視る。
すれ違うたびの
悪言。
孤独だ。
誰かにすがりついても、
相手が迷惑なだけ。
しかも、裏切る。
だから自分から求めない。
だから求められない。
まただ。
この痛み。
変わらないんだ。
やっぱり…
また、期待が裏切った。
そうだ、悪魔を呼ぼう。
「…お帰り。
さあ、いいお話をしてあげよう。」
ニヤリ笑う悪魔。
赤の滴る私の腕。
『これで楽になれたね。』
私も笑う。
“悪魔ニ捧ゲルハ、
血マミレナ腕ノ生ケ贄…。”