【自傷伝染】





僕の始まり。



それは中学1年の時の

親友からだった。




そこで初めて


『リストカット』の存在を知った。




最初は、



「なんで?」

「しちゃだめだよ。」

「僕がいるじゃん。」

って心配してた。




心配したフリを

していたのかもしれない…


わかりたかったんだよ。

キミの気持ち。





でもこんな言い事、


邪魔なだけなんだね。


うるさいだけなんだね。


やっとわかったよ。


キミの気持ち。



もう遅いかな。









僕は毎晩、


キミの気持ちを考えてます。



キミもいつか

こんな想いをしたことがあったのかな?



どうか…いつかは…


届いてほしい。




紅く染まった

汚れた僕の最後の願い…




『どうか…。
キミだけは幸せに…』















廻ル、廻ル、…