刹那の憂い(セツナのウレい)

どんより疲れて店に戻ったので、

あたしの、

上がらせてくれ。

って願いはすんなり聞き届けられた。

赤根にひどい目にあって、

戦意消失。


そんな風に見えたのかもしれない。

そのまま、ふらふらと店を出た。