永遠の片想い

慌てて車内にあったゴミ箱を彩香の顔の前へ突き出した。



携帯のメロディが鳴り続ける。 



しかし、それどころではなかった… 



この状態で放置できない。



吐き続ける彩香の背中をさすっているうちに。



電話は切れてしまった。