「はーい、では呼ばれるまで待っていてくださいねー♪」 満面の笑みで、案内されたのは一部のベンチ。 「京ぴょん災難だったねー?まさかナイフで斬りつけられるとわー」 「・・・わざとか?ん?わざと言ってんのかコンチクショウ」 -今から1時間前- ウーウーと、パトカーの音が家の中に響いた。 「うわぁああぁぁああぁあ!!!」 男は崩れ落ち、泣き叫んでいた。 「大丈夫ですかッ!?」 入ってきたのは、ずいぶんとまぁ、若い刑事。