「はぁ・・・よく蒼井も、あの家で住んでいけるよな」 「ちがうよ、京ぴょん。 住まされてるんだよ」 亜子ちゃんの表情は、痛ましい犬を見ているかのようだった。 住まされている・・・か。 そうか、無理矢理か。 「でもまぁ、あの叔父が虐待をしているのは確かだな」 「・・・証拠あったの?」 「なんか、腕とかに傷があった。多分、蒼井とか殴る時に、一緒にケガしたんだろーな。もしくは、蒼井が抵抗してできた傷か」 「なるほど」 ただ、他人のコトだから、勝手に入っていけないのが、ツラいんだよなぁ・・・。