圭介と知り合ったのは中学の入学式で。 席は隣。 たまたま指名された係が同じ保健委員だった。 あたしはすぐに圭介の優しいところが好きになった。 クラスのみんなにもあたしの気持ちはすぐにばれて。 みんな温かく応援してくれた。 「由紀奈、今日も寄っていい?」 二年の終わりごろには皆にも公認みたいな仲で。 よく圭介はあたしの家によって帰った。 一緒にあたしの飼い犬と遊んだり、ビデオを見たり。 あとはどちらかが告白するだけ。 そんな風にさえ思える仲だった。