僕の記憶が消えていく


『はいどうぞ。』


お母さんは紅茶とケーキをテーブルに置いた。


『ありがとうございます。』


『ふふっそんなに緊張しないで楽にしていってね。』


お母さんは僕の緊張を察し優しく声をかけてくれた。