僕の記憶が消えていく


広い玄関には華やかな花が飾られ高級そうな絵が飾られていた。


僕は緊張しながら香吏奈の後を着いていく。


先ほどいたお母さんはキッチンでお茶の用意をしていた。


『座って。』


きょろきょろと部屋を見渡してる僕に声をかける香吏奈


『あっうん。』


黒革のこれまた高級品そうな椅子に腰かける。