『あそこにいる子は君と同じ病気の子よ。』 先生が指差したほうを見ると車椅子に乗った女の子だった。 『彼女は今言葉を話せないから手話を勉強していて。でもこの所手が動かなくなってきてね。一生懸命手のリハビリをしてる所よ。』 そこにいる子たちはみんな前向きな子ばかりで俺みたいに昔を振り返ろうとする子は誰一人いなかった。