僕の記憶が消えていく


〜瞬side〜

旅館を出て香吏奈はタクシーを走らせた。


俺はどこかの観光地へでも行くのだろうとただ香吏奈に着いていくことにした。


着いた場所は…


養護学校。


『香吏奈養護学校なんて来てどうすんだよ?』


せっかくの旅行なのに、よりによって俺がいずれ入ると決めつけたような場所に来たことに俺は少し苛立った。