僕の記憶が消えていく


7月順調に予選に勝ち進んでいた野球部は甲子園出場を掴んだ。


世羅はレギュラー出場が決まった。


俺は…


間に合わなかった。


練習とバイトで忙しい中、世羅と颯太は毎日来てくれた。