6月梅雨の時期に入り俺たちはひたすら室内で体力作りをした。 1年生も入って2ヶ月。 かなりレベルの高い1年とレギュラーを取られまいと頑張る3年たちが集まると自然と練習がハードになっていき俺の体は密かに悲鳴を上げていた。 『瞬無理するなよ。』 俺の体を気遣ってくれる颯太たち。 しかし颯太たち以外に病気のことを話していない俺はレギュラーを取りたいと頑張った。