『それにしても瞬の足アザだらけね。どこでそんなにぶつけてるの?』


呆れた様子をしながらお母さんは病院へ行く前にガーゼを交換しながら俺の足を見ていった。


『最近よく転んでさ。』


『おっちょこちょいね。気をつけなさい。はい、出来あがり。』


俺の傷口を軽く叩いた。


『痛って。』


『ごめんごめん。』


謝ってるけど絶対わざと叩いたよな。