「元…」


崩れ落ちそうな家の中に元がいた。


「また、やってしまったんだね」


「これで259回目だ」


259回も…



「次は早く思い出して。そして早くこの毎日を変えて」


次は…この毎日を…


260回目は、


きっと違う毎日に…




そこで、私は暗闇に落ちた。