俺が淳司と出逢ったのは
高校の説明会の時だった。



「もしかして、南中生?」

「はっ?!!」
淳司の第一印象は最悪だった。

「やっぱ、南中生っしょ?制服そうだもんな。俺、北中。藤崎淳司。よろしくな。お名前は??」

「………夜」

「何ぃ?」

「武田咲夜…」

「咲夜かぁ…よろしくな!!」