その不思議な"百鬼夜行"の頭に立つのは—— 「菊花様、指示を」 鴉丸の羽根が一つ落ちる。 「"鏡の付喪神"を生け捕りに」 "人間"である「高村 菊花」その人だった。 妖しく笑いながら、束ねた髪を風に靡かすのだ。 「さあ、女装趣味。早く貴方と直談判しないとね——」 天邪鬼の笛の音がとても心地良い。