あたしは優真君とスタッフさんに何度も声を掛けられ、そして揺さぶられて目が覚めた。


その後、優真君は
『ごめんね、ごめんね』と何度も謝り、
『とりあえずカフェいこっか!!』とそう言った。



このシュチュエーションは文化祭の時と似てる…

そう思ったあたしは、


“カフェ→文化祭のときに行った所”

だと確信した。



そして予想通り、文化祭の時のカフェに到着。



ココにはあれから何度も来てるから、毎回頼むメニューが決まってるんだよねっ。




「美奈ちゃん、ホントごめん!!

女の子ってホラー映画好きな子なかなかいないよね汗


自分が見たいからって半ば強引っぽかったし…

まじごめんなさい…。」



優真君は顔の前に手を合わせてあたしに謝った。



「優真君がそんなに謝ることないよ!!


あたしがあの時ハッキリ『ホラーが苦手』って言えばよかったんだから!!


優真君気にしすぎだよ?

あたしもう、大丈夫だから♪」



…ホントは今もあのシーンが頭に残ってて思い出さないように必死なんだけど((苦笑


でも優真君が必死になって謝ってくれてるから…
水をさすようなことは言わないっっ!!