愛を囁いて




優しく蓮の顔に触れると



「……触んな」


蓮が静かに目を開けた




「……起きてたの!?」




「いや寝てた…」




寝てたんだ…



「あの……………さっきはごめんね?」




「何が?」




「キスとか嫌がって……」




「別に気にしてねぇから」




「ホント?」




「うん」




「なら良かった♪」











「そんな訳ねぇだろ」