「これで全部買ったよな?」 両手一杯に荷物を抱えたサブが、私に確認する。 「え~と・・・はい、これで全部・・・・いや、真木ヒナタさんのアイスがまだです。」 「・・・そうだった。思い出してくれてありがとうな、小夜。忘れてたら・・・・考えるのも恐ろしいよ。」 サブは「ちょっと待ってて」と私に言い残すと、近くのコンビニに入ってアイスを買ってきた。 「これで全部だな。」 「はい、サブさん。これで、全部そろっています。」 私とサブは顔をあわせて、笑顔で確認した。