荒れた部屋の中では、ひとり取り残されたポチが、 「一番被害にあってるのは、俺のはずなんですけど・・・」 と、さびしく呟いていた・・・ 「ポチー!」 そんな寂しさ一杯のポチに真木ヒナタが外から呼びかけた。 「さっさと来いよ。」 「はい!今、行きます。」 ポチは嬉しそうに真木ヒナタの元に走っていった。