веst ー恋の詩ー



「てか,足どけてくれない?」



『調子こいてんじゃねーよ』



そう言うと,また里沙ちゃんは,うちを思いっきり蹴った。



足が,ロープが結ばれたままで動きづらい。



すごく痛いよ……



それに,





今の里沙ちゃん,ものすごく怖い。





『あるのに,拓斗と付き合ってんだ。超恥ずかしーし』



え?



「恥ずかしい?」



『だからー,よくそんなブッサイクな顔で拓斗と付き合えるねって事。』