~♪~♪~♪


「ん~?」



半分寝ぼけたまま電話を耳に当てる心音。


『おはよ。心音』


少し低い大好きな声が聞こえて心音は飛び起きた。


「空!おっおはよ」


空に告白されてから1ヶ月。


心音と空は幸せな時を過ごしていた。


2人ともあの事については触れない。


触れるのが怖いの。


夢が覚めてしまうのが怖いんだ。