夜景を見せてくれて…、あたしの事をすべてわかっていたかの様だった。 フラれたあたしを同情なんかでは無く、ガラス細工の様に扱ってくれた。 知らない間にあたしはこいつに惹かれていった。 その感情は今…。 押し殺して、ウソを吐いている。 ホントはね…。 横山。 あたし、あんたの事………。 好きなんだよね。 心の中で横山の背中に向かって叫んでいた。