“俺の女” その言葉がグルグル回っている。 「何、考えてんだ?怖い顔!」 横山はあたしの隣りに寝ている。 ひょぇ~。 いつの間に、隣りに寝てんのよ! シングルベッドだからってそんなにくっつくな~。 こいつにはドキドキされっぱなし。 まぁ、いつもの事なんだけどね…。 「あたし、部屋に戻る。もう大丈夫だし。」