家に帰ると。

「美羽?遅いぞ。」と
兄が珍しくいた。

相沢貴一25歳。
私の兄で刑事である。

「珍しいね。家に
いるなんて。」

両親は私が幼い時に
事故で亡くなって
兄が私の親代わりでもある。

「彼氏でも出来たか?」と
聞いてきた。

「いないよ・・・。
だって。。。」と
言って部屋に入った。