「どうって…そりゃ、あんな態度とるくらいだから気分悪くなってるんだと思うよ。まぁずっと黙ってたって事もあるんだろうけど…」
…でも昨日と今日の、俺が話した時の愛美の反応は、気分が悪いとかって感じじゃなかった気がする。
なんて言うか…哀しそうだった。
「ふぅん…」
俺が話すと葉は素っ気ない反応を見せた。
「…なんだよ?お前が聞いてきたんだろ」
「まぁ…いいんだけどよ。俺はもっと見てあげた方がいいと思うぜ。愛美ちゃんを」
「は…?」
「さ、席に着いてー」
そこで五限目の先生が教室に入ってきた。
「…あの先生早いよなー。まだチャイムなってねぇのに」
葉はそう言いながら席についた。
「……」
…俺は葉の言った意味がよく理解出来てなかった。

