「純愛もの、ねぇ。不治の病の少女と、それを支える少年…」 「…僕はこういうの、嫌いだ」 吐き捨てるように西野が言うので、あらすじを読み上げるのは止めた。 私はちょっと興味あるけどな。 そう思いながら、視線を西野に移した。