襟から覗く鎖骨も プール上がりの濡れた髪も 背中に透けるブラの紐も 鼻の奥にツンと来る日焼け止めの匂いも 彼女の仏頂面ひとつで 全て吹き飛ぶ気がする これを恋と人は呼ぶのだろうか 僕は違うと思う もっと純粋でありながら 下卑た感情だ その証拠に僕は 家で彼女を天井あたりに浮かべて 一人遊びを始めるも たった一度も彼女で果てた事はない