背中の方で わたしのことを話す女の子たちの痛~い声が聞こえた。 「誰あれ?!」 「デザインの子じゃない?わたしみたことある。」 「付き合ってんのかな?っていぅかなんかチビだし。」 全部聞こえてるんですけど~.. しかも若干傷つくー。(涙) ..なんかやだな。 ただ頼と仲良くすることも許されないみたい。 わたしが少ししゅんとしてると そんな様子に気付いたのか頼が話かけてきた。 「お前が凹むことじゃねーだろ。ほっとけ。」 強い口調だけど その言葉には優しさがいっぱいな気がした。