◆昨日よりもキミが好き◆




スラッとした長身を校門の柱に預けて、もたれ掛かかりながら


両手をポケットに突っ込んで、

ガムを食べているのか口を動かしていた。



わぁっ//
いた!!!



だけど回りには
相変わらず帰宅する女の子たちが頼を囲んでいた。



...なんか声かけづらいなぁ。


わたしは
すぐに弱気になったりネガティブに考えたりしちゃう癖がある。



よしっ!!!!!


拳をぎゅっとにぎって

勇気をだして
声をかけようと頼に近づいた。