すると 頼のジャージの上着の裾を握る女の子が目に飛び込んできた。 頼と何かを話してる.. 何か会話を交わした後 頼はその子の頭をポンポンとしていた。 今の.. なんか嫌だな... その光景を見ていたわたしは胸の奥がモヤモヤしだした。 ...わたし.. 頼のことが気になっちゃってるんだ。 これが 好きとか嫌いとか 恋愛感情なのかわからないけど 気になる存在になってるのは確かで 頼を目で追っては 胸の奥が何かを感じる.. それは明らかだった。