◆昨日よりもキミが好き◆




「長谷さんにわたしとのことを話したのはなんで?特別に仲が良いから??」


わたしはブランコに腰をかけながら
冷静に頼と向き合った。


「長谷に、もう一度付き合ってほしいって言われたから。」

頼も全部答えようとしてくれる。


「..だから俺は付き合えねーって答えた。もう俺ん中には心芽がいたから。ちゃんとお前と付き合ってるってことを言っておこうと思った。」


「...。」


わたしは小さくうなずきながら
軽くブランコをこいだ。


「長谷さんと、...」

キスしてたことを聞こうと口にしたら
また悲しくなってきた。


「なんでキスしてたって?..あれは...ごめん。」


「..っ謝るような気持ちがあったの?」


口をへのじにしながらわたしが必死に質問すると


頼はブランコに腰をかけてるわたしの前に
ちょこんと座った。


「あれは、とにかくお前に対して謝ることしかできねぇけど、俺の意志じゃないから。」


「どういう意味?..」

膨れっ面で頼に迫る。


「長谷にもう一度お前のこと聞かれて、話をしてたら目にゴミがはいったっつぅから見てやったんだよ。そしたら..」

言いにくそうにゴニョゴニョいってる頼に腹が立った。