「長谷さんにわたしとのことを話したのはなんで?特別に仲が良いから??」
わたしはブランコに腰をかけながら
冷静に頼と向き合った。
「長谷に、もう一度付き合ってほしいって言われたから。」
頼も全部答えようとしてくれる。
「..だから俺は付き合えねーって答えた。もう俺ん中には心芽がいたから。ちゃんとお前と付き合ってるってことを言っておこうと思った。」
「...。」
わたしは小さくうなずきながら
軽くブランコをこいだ。
「長谷さんと、...」
キスしてたことを聞こうと口にしたら
また悲しくなってきた。
「なんでキスしてたって?..あれは...ごめん。」
「..っ謝るような気持ちがあったの?」
口をへのじにしながらわたしが必死に質問すると
頼はブランコに腰をかけてるわたしの前に
ちょこんと座った。
「あれは、とにかくお前に対して謝ることしかできねぇけど、俺の意志じゃないから。」
「どういう意味?..」
膨れっ面で頼に迫る。
「長谷にもう一度お前のこと聞かれて、話をしてたら目にゴミがはいったっつぅから見てやったんだよ。そしたら..」
言いにくそうにゴニョゴニョいってる頼に腹が立った。

