「なぁ。」



今年初の花火は
キレイどころか見ることすらできず

頼に夢中だった。



岩影に持たれ
頼に抱き締められながら耳元で囁かれる。



「浴衣姿..そそられるんだけど//」


えっ!!/////
なにいきなりっ!



「つーか..その足元..」


そう言われて目線を下に下げると浴衣がめくれて
太ももがあらわになっていた。



「///いやっみないで!!!」



バッと
めくれた浴衣をなおして

勢いよく立ち上がる。



「待てよ。もう少し俺の隣にいろよ。」