「あぁうん。ありが..」 わたしがそういいかけた時 突然後ろから グイッと腕を引っ張られた。 わゎっ!!!! わたしは足元が グラっとしてよろめいた。 次の瞬間 どんっと自分の背中に暖かいぬくもりを感じた。 「ごめん。コイツ俺と約束してっから。」 自分の頭の上から頼の声がした。 わたしの腕をひっぱって 支えてくれたのは頼だった。