「あっ、待って下さいっ!!」 まだ、お礼も名前も聞いてないのにー… ーピピピピッ…… 「ん?あれ!?」 目が覚めると、目覚まし時計が音と共に部屋中に鳴り響いていた。 目覚まし時計を消し、目を擦りながら改めて周りを見渡すと、いつも見る景色で自分の部屋だった。