おかしいな… 先生は本当のことを言ってるだけなのに…。 「分かったら、さっさと帰れ」 先生が一言三年生達に言うと少し戸惑いながらも、そそくさと走っていった。 私はそんな光景をただ唖然と見つめていた。 お、終わったんだよね…? 先輩達の姿が見えなくなると、さっきまで張り詰めていた神経がプツリと切れて、気力が一気になくなった。